工具、刃物、カッターの錆取り

MENU

工具、刃物、カッターの錆取り

 

錆が発生するものといえば金属を使ったものですが、自動車整備に使う工具や大工さんが使うのこぎりやハンマー、植木職人が使う植木ばさみなどは構造的に金属むき出してであることが多く、少しでも扱いを間違ってしまうと気が付くと錆で真っ赤などいうことになってしまいます。
それでも日頃よく使っている工具であれば、仮に錆が発生しても使っているうちに自然に取れてしまい、錆びだらけになるということはないのですが、例えば自動車整備に使うSST(特殊工具)などは使う頻度がかなり少ないために使うために奥から引っ張り出してみたら錆びだらけなんて言うこともよくあるのです。
こういったものは無垢の金属で作られているので、そのまま放置しておくと錆がどんどん内部まで浸食していき、最終的にはボロボロの単なる錆の塊となってしまいます。

 

そういうことにならないうちに気が付いたらできるだけ早い段階でサビ取りを行いたいものです。
工具や刃物といっても鉄でできていることには違いありませんので、サビ取りクリームやコンパウンドなどで磨いて削り落とせばいいのですが、でこぼこが多かったり、刃物などでは磨くこと自体がかなり危険なことであったりしてなかなか効率よく錆取りを行うことが出来ません。
そういう場合には科学の力を借りましょう。

 

サビ取りの手順

用意するのはトイレ用としてかなり昔から販売されている強酸性洗剤です。

 

この洗剤を金属製以外のトレイに適量入れ、そこにサビ取りしたい工具や刃物、カッターの刃などを入れてしばらく漬け込みます。
20分ぐらいたつと泡が出始め、錆などが浮いてくるので、更に数分置いて泡が出なくなったらと入りあげて水で洗います。

 

次に今度はアルカリ性の洗剤を満たしたトレイを用意してそこに浸します。
実は酸性の洗剤につけた後は浸けた工具の表面が酸性になっているのですぐに錆びてしまいます。
そこでアルカリ性の洗剤に数分浸け込んで酸性肌をアルカリ性肌にするのです。
ここでも多少錆が剥がれ落ちますので時間を見計らって取り上げ水洗いをします。

 

そして最後の仕上げです、今度はアルカリ性となっているものを中性に戻すために、中性洗剤に付け込みます。
少し時間をおいて取り出したらきれいにふき取って完全に乾燥させましょう。
モノによっては防錆効果の潤滑スプレーなどを吹きかけておくといいでしょう。